2020-11-05 第203回国会 参議院 予算委員会 第1号
さらに、学術会議を、そうした公務員になるべき方を選定をする過程の中で、約九十万人いるこの研究者、その中で会員の方がたしか二百十人だと思います、そして連携会員、そうした人の関わりを持っている方でしかこの学術会員にはなれない仕組み、こうしたことはまさに閉鎖的であり、私は既得権益じゃないかなというふうに思いました。
さらに、学術会議を、そうした公務員になるべき方を選定をする過程の中で、約九十万人いるこの研究者、その中で会員の方がたしか二百十人だと思います、そして連携会員、そうした人の関わりを持っている方でしかこの学術会員にはなれない仕組み、こうしたことはまさに閉鎖的であり、私は既得権益じゃないかなというふうに思いました。
○内閣総理大臣(菅義偉君) この約九十万人いる日本の研究者の中で二千二百人、この会員と連携会員、この方たちとつながりを持っている人と、人しかここには、学術会員にはなることができないような仕組みになっていることを私は申し上げています。
だけれども、これを言うと学術会員の、会員の方々から報復されるんじゃないかということを恐れて、どうしても発言するのに勇気が出ないんだと。これは聞いてみてください。多くの方はそういうふうに、本音で話していただければ多くの方はそういうふうにおっしゃると思います。
○大塚(拓)委員 これを計算すると、法学、政治の方々は三百八十九人に一人が学術会員、学術会議の会員になれる一方で、電気電子工学の方々は三万八千四百八十六人に一人しか会員になれない。これは百倍違うんですよ。こんなこと、あり得るんでしょうか。こんなことでいいのか。これは非常に偏った組織になっているということを示しているんじゃないかと思います。 それが固定化している、しかも。
したがって、そのような学術会員になると、若い科学者たちもいろいろな委員会に参加し、報告書の作成にかかわりというような形で、だんだん輝いていく一つの求心力のあるボディーになってくるのが望ましいと思っておりまして、もちろん、すばらしい人は会員に選ばれるべきでありますし、女性の問題もそうですけれども、そのような形になっていくというのは、学術会議が科学者コミュニティー全体をあらわすボディーとしての社会的責任
これからはそれを変える、学術会員の中で次の学術会員を決めるというやり方をするようにするんだと。どのように決めるかが判然としないところがまだあるわけでありますが、会員の中で次の会員を決めていくというやり方で、日本で本当にうまくいくんですか。こういうやり方で長期的なビジョンに立つことができるのか。 あわせて申し上げれば、今までですと最高九年、会員として活動ができる、しかし今回は六年だと。
○政府委員(林田英樹君) 日本学術会議は、これは総理府に置かれております日本の学術会員の方々を代表する組織として、各学会等を母体といたしまして選任をされました会員で構成をされております学者の皆さん方の御意見をまとめ、いろんな御提言活動をなさる、または国際交流活動をなさっておる団体でございまして、文部省の所管ではないわけでございまして、現在、総理府の所管でございますので、総理府の方でいろんな予算を準備
そういう意味で、科学者を代表して現在出ておられる学術会員、そちらの意見は十分くみ上げられるように協議を重ねてまいったわけでございます。そういう意味で、そればかりでなく、各界でいろいろ出ておられる御意見、そういったものも参考にし、それを集約的に懇談会で御議論いただいて、われわれの認識が深まったところで今回の成案を得たということでございます。
○小西博行君 もう時間がなくなりましたのですけれども、私も大変責任を感じているというのは、議員の一人として、やっぱりもう少し私自身もこれから学術会議にひとつ興味を持って、元学術会員というのは何名もいらっしゃるわけですから、これから大いに関心を持っていろいろまた教えていただきに参るかもわかりませんし、私はそのことが非常に大切だと思うのです。
先ほども御説明申し上げましたように、推薦制をとるがために国家公務員としての位置づけをされております日本学術会員が、その法的地位を獲得するためには何らかの入口をあげ、中に引き入れるという行為が法律的には必要になってくるわけでございまして、そういう随伴する行為として内閣総理大臣の任命というものを考えたわけでございます。
また同時に、若い研究者でまだ学術会員ではないけれども、わが国のある学術的問題に関してすぐれた業績や研究という方向性を持っている人もいるでしょう。
その学術会議が推薦するのには、学術会議会員それ自身であつてもよし、それからして学術会員以外の人でもよし、現在では学術会議会員が十二名推薦されておりまして、一人学術会員以外に兼重さんという人が推薦されております。 それで学術会議で以て今一番いろいろ問題になつておるのは、このSTACが一番問題になつておるのであります。
これは学術会員の方から特にご希望があつたのでありまして、正式に要求をされましたので、できるだけ早く国立国会図書館の支部にいたしたい、これがこの改正の唯一の趣旨であります。その他の点は、すでに本年の法律によりまして、図書館の名前が変更せられておりますのを、内部の規程の中にその通りの文字を移し変えて外観を装備する、それだけの趣旨でございます。御承認を得たいと思います。
そのたびに学術会員が立候補する場合に学術会員をやめなければならぬというようなことで、ほとんど衆議院議員は学術会員になれないことになると思う。ですから衆議院議員で学術事会員たる者は、選挙終了、あるいは当選後國会の承認を得るか得ないか決定するまでは、学術会員の資格を留保するような処置を何とか講ずる必要が事ありはせぬかという意見がありますから、念のため申し添えておきます。
但しこの前風早八十二君とか、川崎巳三郎君などが衆議院へ立候補するために、当選していた学術会員を辞めているのです。その点を、すぐ復職することが困難であるならば、欠員ができたときにそういう人を優先的に復職して行くという方法でもやつて貰わないと筋が通らないと思うのです。兼職には私は賛成なんです。賛成ですが、そういう不合理が残つている。当選した人が現に辞めているということですね。